ガーデニングで明るい家に!オシャレな花壇を作る方法
1.ガーデニングとは?
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ガーデニングとは、趣味として家庭で行う園芸や造園を指します。
よく知られる意味でのガーデニングは、花壇で花を育て、手入れをすることになりますが、家庭菜園といった野菜作り、芝や生垣の手入れのような内容も含まれてきます。
今回は花壇で植物を育てることにスポットを当てて見ていきましょう。
2.ガーデニングをする場所ごとのメリットは?
ガーデニングを行う場所は大まかに3つあります。
室内栽培(窓際や玄関を含む)
庭以外の屋外栽培(ベランダやバルコニー、テラス、屋上)
花壇を含む庭栽培
それぞれのメリット、デメリットを簡単に見てみましょう。
室内栽培
メリット
・一年中同じ気温にできる。
・室内にいながらすべての世話や手入れができる。
デメリット
・長期的に外出する場合、気温の維持ができない。
・家の構造によっては日当たりがよくない
・基本的に風通しがないので、空気の入れ替えのために窓を開ける必要がある。
庭以外の屋外栽培
メリット
・部屋の中から水やりなどの世話ができる。
デメリット
・床材が石やコンクリートの場合、乾燥し高温になってしまうため、湿度と温度管理が重要になる。
・屋根や柵によって日光が当たりにくい場合がある。
花壇を含む庭栽培
メリット
・雨が降ると水やりが不要
・広い面積利用できる
・立水栓があれば水やりが簡単になる
※立水栓については以下の商品ページを参照ください。
デメリット
・台風時に室内に入れることができず、花が折れてしまう可能性がある
・虫が寄ってきやすい
3.花壇の種類と構成する素材
花壇とは、鑑賞用の植物を植える場所であり、洋風の家屋に多く見られます。
地面と同じ高さのものや、土を盛って地面より高くしたもの、掘り下げて地面より低くしたもの、地面から離して植栽升(レイズドベッド)を利用したものなどがあります。
それぞれどのような素材を使いデザインしていくのか見てみましょう。
・エッジング材
エッジング材といった仕切り板で、花壇と庭や通路の地面を仕切ることで花壇への芝の侵入や、花壇外への花の進出を防ぎます。
エッジング材のみの利用は、視覚上花壇と庭や通路との仕切りが目立ちません。
花壇として目立たせるのではなく、庭の一部として花を彩りに使う際に合っています。
地面と同じ高さや、掘り下げた花壇を作る際に利用するといいでしょう。
・レンガ、石、モルタル
レンガや石、モルタルは、囲んで中に土を盛り上げたり、仕切り材として利用します。
無造作に積み上げたり、花壇の中にレイアウトとして設置する、ロックガーデンといった方法もあります。
家の現在や塀などにレンガや石、モルタルを利用している場合は、同じ材料を利用することで、空間全体の統一感を演出することができます。
また、高く積み上げて囲いとする場合は、コンクリート等で素材同士を固定する必要が出てきます。
・柵
木製やプラスチック製、アルミ製、鉄製などと様々な素材とデザインの柵があります。
隙間が空いている柵は、土を留める効果が無いため利用する際には、柵の内側に木や石、エッジング材などで補強が必要です。
一つ一つが細い杭状の柵は、土を留める効果もあり、花壇の形が曲線を描いていても囲うことができます。
他にも、木材やコンクリートブロックなど、自分の利用したい素材を利用することができます。
4.花壇を明るくオシャレに見せるコツは?
まずは、花の色味を揃えると明るくクッキリと鮮やかさが映えてきます。
どの色の花もそれぞれ違った魅力があります。
しかし、青と赤と黄色と白と沢山の色を集めてしまうと、それぞれが主張し合い、バランスを取ることが難しくなります。
そのため、まとまりごとに同じ色味の系統の花を植えることで、自然な統一感を演出しましょう。
沢山の色の花を植えたい場合は、花壇ごとに色を変えたり、グラデーションになるように植えたり、メインの色と差し色に分けて量を調整したりする方法もあります。
そして、花によって咲く時期が異なってくるので、咲く季節ごとにまとまった植え方をすることで、空白が目立たなくなります。
次に、花が成長した後のサイズ感を揃えましょう。
お店で購入した時はまだ小さな苗だったりしますが、成長することで何十センチと育つ花もあります。
そのような育つ花の後ろに、小さくまとまる花を置いてしまうと隠れてしまいます。
そのため、小さな花を前にして大きな花を後ろに持って行ったり、まとまりごとに高さの近い花を選んだりと、成長後のサイズで植える位置を調整してあげましょう。
最後に、植える花や木と花壇の枠を揃えることが重要になってきます。
背の低い花をあしらう場合は、背の低い柵を利用したり、土を盛り上げて土と同じ高さにレンガや石を積み上げると、花の彩りを損なうことがありません。
逆に背の高い花や木の場合は、レンガ等を積み上げたり、背の高い柵を利用するとよいでしょう。
背の高い枠で囲うことで、土の色があまり目立たず、花がつかない下の部分の空間もカバーしてくれます。
ただし、葉の多い木などを育てる場合は、囲いが低くても空間が開かず、更に枯れ葉の手入れもしやすくなります。
5.花壇の注意点
花自体、枠にする素材、土に関する注意があります。定期的に花壇全体の手入れをしてあげましょう。
花
・季節ごとに咲く花が異なります。植える花の咲く季節に考慮することで、空白をなくすことができます。
・水やりだけでなく、枯れた葉っぱは除去するなどの手入れが必要になります。プランターと違い、花壇はボリュームが多くなることが多いです。日々の手入れを大切にしましょう。
・植物を植えると、虫の発生が増えます。
※虫よけに関しては、別記事に記載しています。(URL)
枠
・枠に利用する素材は経年劣化で壊れることがあります。定期的に確認をし、壊れる前に交換しましょう。
土
・花が定着する前に土が崩れてしまう場合があります。初めて花壇を作る方は、業者に相談するのもいいかもしれません。
・長い期間花壇を使っていると、枯れた花の根が残ったり、土の栄養が減ってくることもあります。そのため、季節が変わり植え替える前に手入れをすると、より綺麗に花が咲くでしょう。
花壇自体の手入れを行うことで、綺麗な見た目を維持できます。
6.まとめ
花壇一つをとっても、様々な素材や花の選択ができます。
自分で花壇を作り、花を植えることもできますが、土を掘ったり、枠を整えたりと作業も多くなってきます。
はじめのうちは業者や経験者へ相談してみることによって花壇が崩れたり、花が咲かないといった失敗を減らすことができます。
事前準備や、日々の手入れが必要となってきますが、オリジナリティを出しつつ、綺麗な花壇にすることで、家全体が華やかで明るくなることでしょう。