表札をオシャレに!エクステリアと合わせたデザインとは?
1.オシャレな家にはオシャレなデザインの表札
このページのもくじ
家の外観にこだわり、庭や外壁に力を入れる際に、外せないワンポイントとして表札があります。
他のエクステリアと統一感を持たせた表札を掲げることで、家を訪れる人の目を引くことができるのではないでしょうか。
マンションやアパート暮らしでは意外と設置する人が少ない表札ですが、いろいろな材質やデザインが存在します。
個性が光るオンリーワンを作成することも可能なのです。
今回は詳しく材質等を見ていきましょう。
2.基本的な表札の材質
よくある製作方法としては、素材の表面に文字を堀り、掘った溝に塗料を流し込むといったものです。
素材ごとにできる製法は違いますが、裏面から文字や模様をペイントしたり、カッティングシートを貼ったもの、レーザー彫刻、エッチングといった素材を溶かす方法、素材自体のレーザーカット、文字の浮彫などがあります。
・石製
透明性がないので、表面に文字を掘ったり、ペイントする物が多くなります。
石独自の模様を活かすことも可能です。
耐久性が高く、お手入れも簡単な傾向にあり、ブラシで磨いたり、拭いてあげるだけで大丈夫です。
・木製
昔ながらのデザインを得意としている和風な表札です。
木の形や文字の入れ方によっては、カフェテリアの看板のようなおしゃれさも演出することは可能です。
素材の状態によって値段や耐久性が大きく異なります。
木材はカットされた状態でも息をしているため、直射日光や雨を避け、高温多湿にならない位置にセットすると長持ちします。
手入れの際も直接水をかけるのではなく、拭き掃除をして、よく乾かすようにしましょう。
金属の表札は、そのままの色でもいいですが、ペイントをすることでオリジナリティが増すこと間違いなしです。
・金属製(鉄、真鍮、銅)
レーザーカッターを使った場合、細かい意匠を施すこともできます。
文字以外に鳥や花の模様を入れる方もいます。
鉄の棒を曲げたり接着したものは、質感と風合いが強く出るでしょう。
あえて表面をならさず、凸凹とした質感も表現できます。
表面をコーティングしなければ錆も出てしまうため、耐久性は高くありませんが、年季が入ることで新たな風合いを楽しむこともできます。
錆びた水が壁や床材に伝うことで、色が残ってしまう場合もあるので、日々の手入れに注意してください。
・金属(アルミ、ステンレス)
基本的には鉄製の表札と同じ意匠を施せます。
鉄、真鍮、銅と違うところは、錆びにくく表面の質感もツルっとしたものが多いです。
また軽いため、取り付けも簡単になります。
アルミもステンレスも錆びにくい素材となりますが、必ず錆びないわけではないので、汚れが付着したり、水が溜まった場合は拭き掃除をするようにしましょう。
・ガラス製
壁の色を活かした透明感のある表札が作れます。
曇りガラスや背面塗装ガラスなど見た目の質感も様々で、ガラス自体に色を付けることもできます。
ただし、衝撃に弱いので取り扱いに注意してください。
背面から文字や模様を掘っている場合は、表札が汚れていると見えなくなってしまうため、こまめな掃除を行いましょう。
・アクリル製
ガラス製のように、透明度を持たせた表札を作ることができます。
素材は軽いため取り付けやすく、他の素材に比べて安価で作ることもでき、模様の入れ込みなども豊富にあるので、定期的に表札を交換したい場合にも手を出しやすいと思います。
・その他素材
焼き物、タイル、置物との一体型や、石製の周りにステンレスの枠をつける等複数の素材を合わせ他物もあります。
・DIYでの表札
以下のような作り方であれば、大きな器具も必要なく製作することが可能です。
・木材に彫刻刀で掘る
アルファベットなど、文字の形になっているパーツを組み合わせて接着する
ガラスの板やタイルなどにスプレーやペンキでペイントする
カッティングシートを切り、ガラスの板やステンレスのプレートに貼る
製作した表札を壁や門に設置する際は、万能接着剤、強力両面テープ、コンクリートボンド等を使います。
設置する前に使える素材や、製作した表札の重さに注意して接着剤を選びましょう。
3.設置場所によるメリットとデメリット
来客者が一目でわかる位置に設置するのが一般的です。
インターホンや郵便受けに隣接し、目線の高さに併せて設置することで、必然的に目に止まるでしょう。
また、表札を照らすライトを設置すると夜でも見えやすくなります。
・門柱
敷地に入らなくても表札を見ることができます。
直射日光や雨があたるため、表札は劣化しやすくなります。
道路から簡単に見えるため、誰からも苗字を知られる可能性があるでしょう。
・玄関
直射日光や雨を防いで、表札の劣化を減らすことができます。
また、門柱がなくても設置でき、道路から玄関までの距離が短い場合は敷地に入らなくても文字を見ることができます。
道路からすぐの距離に玄関が見えない場合、中に入らないと表札が見えません。そのため、表札を確認するために、玄関まで入ってくる人もいるかもしれません。
また、表札を見えやすくする場合は、玄関のライトをつけることになるので、玄関に虫が寄り付きやすくなってしまいます。
・独立している郵便受け
配達員の方はすぐに表札を見つけることができるかもしれませんが、郵便受けに用事がない人は、表札に気づかない可能性があります。
門柱と同じで、直射日光や雨による劣化に注意する必要があります。
4.まとめ
表札はサイズや材質も様々で、お手入れのしやすさを選ぶのか、他のエクステリアとの統一感を選ぶのか、たくさんの選択肢があります。
ワンポイントの華やかさを持たせたり、誰が見てもわかりやすいシンプルなデザインにしたり。
表札を選ぶのは、家の全体像が見えてからでも遅くはありません。
ホームセンターや、ネット注文、エクステリアを専門にしている業者と取り扱いも多くあります。
設置に悩んでいる方は、大雑把なイメージでいいので、一度施工の相談をされてみてはいかがでしょうか。